長年の功績

昨日は仙台市内にて、

仙台調理師会「真味会」会長の黄綬褒章受賞祝賀会に
参加をしてきた。



当館もだいぶ前からお世話になっている調理師会。
この組織から紹介してもらっている料理人の腕がいい。
そのおかげで当館の料理も評価されているといって
過言ではない。

祝賀会に先立ち、受賞に至る経緯が紹介された。
宮城調理師製菓専門学校を卒業してすぐに現場へ入り、
23歳という若さで料理長へと駆け上がり、
そこからは怒濤のごとく日本料理の真髄を究めるため、
日々精進をされた。

日本料理の地位向上はもちろんだが、
文化継承のために現在も現場にいる。

書いてしまえばあっさりしているが、
その道のりは「コツコツ」の連続であり、
挫折も幾度となくあったときいている。

いつも笑顔が素敵な会長であるが、
その笑顔の奥には並々ならぬ努力が隠れている。

それが400名弱を集める祝賀会につながっている。

仕事はもちろんだが、
人間関係も大切にされている。

誰と一緒にいるのか。
誰と仕事をするのか。
そしてどれだけ影でコツコツ積み上げることができるか。

改めて自分の不出来さを実感した。
気づいた今からでもいい、また積み上げていこう。






向上心

このところ新しい人脈が育ちつつある。

先日「美食の会」が仙台で開催され、
同じテーブルになった歯科医と意気投合。
「食」つながりであるだけに、話題も「食」
パーティーではゆっくり話す機会がもてないので、
日をあらためて二人で出かけることに。

まずは私が「KUROMORI」というお店を紹介。
http://kuromori.jimdo.com/

おまかせのコースをいただく。

ここは以前にある方から紹介されて行ったお店。
当り前だが前回のメニューと重なるものは一つもない。


前菜
 くらげの冷菜 マコガレイの椒麻ソース
 トマトの甘酢漬け 油淋茄子 野菜の湯葉巻き


 齋藤豚の叉焼


気仙沼直送 フカヒレの姿煮


地鶏のパリパリ揚げ


牡蠣の豆鼓蒸し


角田・齋藤ファーム
齋藤豚の黒酢ソース


鯛チャーハン
(この後にスープを入れてスープチャーハンに)

こちらのオーナーシェフ、「向上心」の塊。
家にいるよりお店で仕込みをしているほうが長い。
疲れを知らないというか、
楽しいことをしているから疲れないという。

6月のメールNEWSでも紹介したお店だが、
今度はどんな料理で楽しませてくれるのだろう。
という期待感がわいてくる。

ソースは自分で作るという念の入れよう。
ここまで極めないと本物とは言えない。

自分はどこまで極めているか?
妥協していないか?

このお店に行くと自分の仕事を振り返る機会ともなる。



日々の訓練は世界の頂点へ

昨日何気なくNHKスペシャルを見た。

「ミラクルボティ
 世界最強の人魚たち
 シンクロナイズドスイミング ロシア代表」

今世紀負けなし、という世界最強の「ロシア」。
無呼吸状態で、精密機械のように正確に、
バレエのように優雅に舞い続けられるのは、何故か。

シンクロというくらいだから、
技の難易度もあるが、どれだけ同じ動きができるかが勝負。

スヴェトラーナ・ロマシナ選手も素晴らしいが、
ナタリヤ・イシチェンコ選手の精神面、気遣い面が
これまた素敵だ。

これをなし得ているのが、
毎日8時間から10時間に及ぶ練習。

寝ているところを不意に起こされても、
同じカウントを取ることができると言っていた。

国のためだけでなく、自己実現のために
どんなこんなにも立ち向かえる精神力が備わっている。

毎日のコツコツが奇跡を生み出す瞬間。
素直に感動した。

自分にはそんな精神力は無い。
お恥ずかしい限りだ。
今からでもできることをやろう。
気づいた時にやることしかないのだから。

もう遅いと思うか、
いやこれから始めようと思うか。
この選択でまた将来が変わってくる。