女将ブログLandlady blog

2011.03.30

支援物資

社長の後輩からG2a 電話が来て、「仕事の関係であちこちから支援物資が沢山
来ているので、一條さんの所に届けましょうかG40」と言うあり難い内容でした。
社長は、「ウチは大丈夫だから、それよりも海側の旅館の仲間の所に届けてくれ」
と言って海側の旅館の知人に「支援物資が不足していないかG40」と訪ねたら
「全然足りなくて困っている。」というので、すぐに届けて貰いました。
ナントP30 大きな4トントラックP4fO50でいっぱい届いたそうで、とても喜ばれたと
お礼のG29 電話が来ました。どうやら支援物資は直接届けられる様です。
海側の旅館はボランティア状態で被災者の為に、精一杯地域の為に力の限りを
尽くしています。P33
今やっと道路状況も一般の車も通行できるようになったので、すぐ傍まで行けます。
ウチのスタッフも、心配して海側の親戚の家を訪ねて皆、車で出かけています。P4e
行政は機能していないらしく、まだまだ、物資が不足しているらしいのです
不足している物資は、米・水・野菜・衣類・医療品・消毒液だそうです。
海側の旅館の従業員の4人に1人が家を流されているそうです。
私達は、今日3週間ぶりに買い物に名取までP4eO50出かけました。
すると・・・・大きなボーリング場跡地が・・・P2b「遺体安置所」と書かれていました。
お隣の角田市には、トラックで運ばれた1000体もの遺体が安置されているそうです。
私達は、電気が点くまで1週間。テレビが見れなかったのが幸いです。
PTSD。残酷な物は見ない方がいい。テレビを見た人は「涙が出てとてもつらい。
テレビを見なければ良かった。と思った。あんた達はテレビ見れなくて良かったんだよ」
と言われました。うちのスタッフも海側へ出かけ変わり果てた町を見てショックを受けて
いるかも知れません。
今日もガソリンスタンドの長い行列で、交通渋滞を起こしておりました。
岩手・宮城・福島は廃業。解雇。続々と出ています。
1日も早く平常に戻って東北に観光に出かける雰囲気を作らなければ、
更に増幅させるだけです。日本の7割がサービス産業なのですから。
自粛ムードにならずに、通常通りの生活をして頂くのが一番の復興になります。
私達も営業再開してお客様が来てくれるだろうかP2f と不安になります。
いつまで続くのか・・・・P2f と思うと恐ろしい・・・・だからこそ
いつまでも続くわけがない。お客様が来てくれるという希望を持って、
この休業しているつらい時間を、明るく元気に過ごすのです。E6c
沢山の人が亡くなり毎日、恐ろしさと悲しみに浸っていると精神病になりますよ。
子供達にも従業員にもお客様にも、希望を持って明るく元気で楽しくいて貰いたい。
温泉旅館は、カップルで家族で一人で、幸せな時間を過ごし
楽しく贅沢を味わいに来る所だから・・・・

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